ネパール🇳🇵アーユルヴェーダ
- あずさ 吉田
- 1月28日
- 読了時間: 6分
2025年、一年の締めくくりとしてずっと行きたかったネパールに行った。
その最大の目的は、アーユルヴェーダの施術を受けにいくこと。5000年以上の歴史を持つ伝承医療で、サンスクリット語で「生命の科学」を意味する。
何年も前から興味があって、体験するならば本場に行こうと決めていた。その本場はインド、スリランカなんだけれど今回はどうしても ネパール に行きたくて、偶然にもとても良さそうなリトリートセンターを見つけられたのが幸いだった。
私が受けたプログラムは5日間アビヤンガ(オイルを使ったマッサージ)、食事療法、ヨガなどで身体と心のケアをするものだった。パンチャカルマと呼ばれる療法が本格的なものだが、日数が足りずリラクゼーションメインのプログラムにした。
まず、ドクターとの問診、触診により体のタイプを診断。ヴァータ=風と空、ピッタ=火と水、カパ=水と地 の3つがどのようなバランスかによって体質を診断してもらう。
英語でのやりとりだったので少し苦労したけれど、なんとなーくどうにかなった。
私はヴァータがメインでピッタが入っている複合タイプだ。普段のケアとしては、せっかちに動きすぎずに休息の時間を持つこと。睡眠はたっぷり8時間以上摂ること。消化器にに負担をかけないこと。 全然出来てないことばっかり。。と思った。
やっぱりこのタイミングでリトリートに来たことがとても正解だったと思えた。
年々せっかちに動こうとする自分の体と心に違和感があって、実際不調がみるみるうちに現れて意を決して働き方を変えて、前よりは余裕ができて楽になったけど本当に快適な体と心なんてとっくの昔に感じられなくなってた。長年続けているヨガをすると少々快調になるけど、身体の可動域が狭まってきている実感もあったし。気持ちがずしーん、と落ちて半日動けない日もある。 今なんかしないと、長いながいモヤがかかったトンネルを抜けられなくなりそうと思った。 こんな時は持ち前の爆走できる行動力を発動するしかない。
カトマンズから車で数十分、丘の上にある煉瓦造りのアーユルヴェーダセンター。とてもいい気が流れている感じがした。裏には保全森林が見えて、聞いた事がない鳥の鳴き声と近くの村の人々の声、動物の声、お寺の鐘の音なんかが聞こえてくる。
夕方前の変な時間に着いてしまったのに 「お腹空いてるんじゃない?」と聞いてくれてダルバートとモモをご馳走になったから1回目のアビヤンガを受けた。
ネパールの前にクアラルンプールに滞在して歩き回ったのでヘトヘトだった。
熱いくらいのオイルをふんだんに体に染み込ませながらオールハンドでのマッサージ。圧は結構しっかりめで、ゴリゴリしてるところを剥がし取って流す感じで痛気持ちい。その後何人ものセラピストの子にマッサージしてもらったが、この子が一番うまかった。相性が良かった、というのかな。本当に気持ちが良くて、気づいたら眠ってしまっていた。
この時と、後にもやった ピチュ という、温めたハーブオイルを染み込ませたコットンでする湿布のケアがものすごく気持ちが良すぎて、ピチュがある日は楽しみだった。
身体の芯まで温かく、筋肉がほぐれる実感がある。
この時点で、来てよかったーって心の底から思ったのだ。
滞在中、モーニングルーティーンがあり、起きたらまず《口、鼻、目》の洗浄をする。口はギィオイルをスプーンいっぱい口に含み、唾液と混ぜながら5−10分置き、塩を入れたお湯でゆすぐ。鼻も塩を入れたお湯で鼻うがい、目は多分ターメリックが入った液体をカップに入れてパチパチ開閉して洗浄。その後1時間ヨガをして朝ごはん。 もう、当たり前だけどものすごく身体にいいことしかない。 午前と午後にプログラムが分かれていて、施術内容は前夜紙で渡される。全身、部分のオイルマッサージのほかにアーユルヴェーダといえばのシロダーラ(頭にオイル垂らすやつ)、ヘッドマッサージ、ハーブオイルを擦り込んだ後スチームされたり、耳と鼻にオイルを数滴入れるケアなど。くまなくケアする。
マッサージはずっとオールハンドなので、人の手って本当に気持ちが良くて、心から安心できるのだ。施術中どうしたって眠ってしまうのだけれど、どんなタッチなのか、どこを使っているのか、圧のかけ方、動きの流れを頭に描きながらまた眠りに落ちてしまう。
三日目、朝のヨガがなかったので普段自分がやっているのを部屋でやっていたら、びっくりするほど身体のむくみが取れていること、肩と腰の痛みがほぼなくなっていて、スムーズに身体が動くことに気がついた。 冗談みたいになっちゃうが、羽が生えたくらい軽くてひょいひょい身体を持ち上げるポーズを取れるし、たまにしか成功しないポーズも取れちゃった。う、うれしい!!!!!叫びたいほど身体が快調だ! 本来の私の身体を体感することができるなんて夢のようだった。
一番不思議だったケアは、チャクラバスティと呼ばれるのを受けた時。おへそを囲むように小麦粉粘土的なやつで土台を作ったところにオイルを溜めて温める。 ここまでは一般的なものだと思うが、ベッドの下に大中小のシンギングボール(チベット仏教で使われる器。縁を擦ると振動して音が鳴る)がセットされていて、チャクラバスティの時だけ現れるマスターがチャクラやカルマについて説明してくれる。シンギングボールの振動が、身体に伝わってくる。 ヨガで少し勉強したから、理解できてよかった。 私は2回チャクラバスティがあって、1回目のお腹は身体のケアって感じだったけれど、2回目は第4のチャクラ=胸の中心にオイルを溜めて、スピリチュアルなケアだった。 このチャクラには愛、調和、癒しの意味があって、この施術の時にカルマのお話をしてくれた。 苦手な方もいるかもしれないが、私は眼に見えないものも必ず作用していると思っているから、不思議な感じもしながらとても心地がいい、自然に涙が出てしまって、気づいたらうつらうつら眠ってしまっていた。 苦しいことも、悲しいことも今は手放しなさい。とマスターは言っていたんだけれど、眠っている間に心が軽くなる不思議な夢も見た。
そんな不思議体験もありながら、まるまる五日間からだを労わってもらって、身体が軽くなる食事も毎日3食作ってもらって。贅沢すぎるリトリート体験だった。
もっと描こうと思った事があるけれど、ひとまずここまで。
快適な身体の状態をなるべく忘れないでケアすること。ケアはできる範囲で、睡眠をしっかりとる、食べ過ぎない(ストレスがあると過食になるし消化不良を割とすぐ起こす)、無理をしてしまう時はその後休息を取る。適度な運動をする。 これを継続すること。
継続が一番難しいな。。
アーユルヴェーダは少しずつ勉強して今後サロンワークに落とし込もうと思っています。
何年も趣味でやってきたこと、去年から学び始めたこと、やりたかったことがいいタイミングと出会いで繋がりはじめました。うれしい。

ここには静かに、心地いい言葉がある

毎日こんな感じでスケジュールを渡される

お昼ご飯が一番ボリュームあり。優しい味(ほとんどギィ、塩、少しのスパイスで味付けしてある)5日間で舌もリセットされて、味覚が敏感になった

ロティは何種類か出て、この日は黒い生地にスパイスも練り込んであった

あっちの丘の村を眺めて、生活の音を聞くのが好きだった

大好きだった庭。日向ぼっこをしながらよく本を読んだ。 毎日明け方ここに火が灯される






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